【調査報告】②自立シニアと低自立シニアの比較/100年人生 自立をかなえる住まいと暮らし

自立シニアは食事の準備を自分で行う

自立シニアの場合、食材の買い物は約90%、食事の準備は約80%が自分で行っている。他方、低自立シニアの場合は、食材の買い物は約40%、食事の準備は約30%が自分で行っているにすぎない。

自立シニアは、掃除や洗濯、お金の管理を自分で行う

掃除や洗濯を自分でしている自立シニアは、約80%。また自立シニアは、約95%が自分でお金の管理を行っていると回答。

 

自立シニアは、対面・非対面を問わず、コミュニケーションに積極的

週1回以上、対面で誰かと会っている自立シニアは約60%、低自立シニアは約30%と、自立シニアの半分に過ぎない。自立シニアは、電話やメールなどの非対面の交流にも積極的で約70%。自立シニアは、積極的にコミュニケーションをとる傾向にある。

 

自立シニアは外出に積極的

外出に関しては、自立シニアの「よく外出する」が約70%、低自立シニアの「たまに外出する/あまり外出しない/ほとんど外出しない」が約70%とほぼ逆転している結果となった。

 

自立シニアの考えや行動の特徴は、人生に主体的に関わっていること

自立シニアは、考え方や行動が全体的にポジティブな傾向にある。「これからの人生に目的を持っている」「何か人のためになることをしたい」という項目で、自立シニアと低自立シニアの差が顕著である。自立シニアは、人生や社会に能動的に関わっている様子がわかる。

自立シニアはこんな人! ペルソナ

調査結果から、75 歳代以上の自立シニア像を具現化すると、こんなタイプのイメージが見えてきた

 


 

①自立シニアの割合と内訳 ← │ → ③住まい・暮らしに対する考え

 


本事業は、公益財団法人日本財団の2024年度助成プログラムを受けて実施しました。
この記事をSNSでシェアする

関連記事