築20年以上たった公団住宅の同じ間取りのマンションを4通りにリフォームした事例の続きです。
このマンションで最初にリフォームを行った4階のご夫婦は、収納でお悩みでした。
●4階 収納を充実させたプラン
4階に住むCさんの住戸は、子どもが2人とも独立したあと、すべての部屋が納戸状態。
これらを何とかしたいというのがリフォームの主なねらいでした。
夫の希望は、たくさんあるスーツを1カ所にまとめて一目で服選びができること。
妻は、靴の収納を充実させたいというのが希望でした。
そこで収納の考え方を整理してみました。ひとつは、共通で使うものは元々洗面室の隣にあった納戸にしまう。
もうひとつは、それぞれの持ち物をできるだけ使う場所に収納することです。
キッチンは、股関節を手術した妻が将来いすに座って作業ができるように、ひざの入るニースペースをシンクの下に設けました。
洗面脱衣所も、やはり収納を充実させるためのリフォームです。狭さをカバーするために、収納扉には洗面鏡を張りました。
【リフォーム後】
【リフォーム前】