ケアリングデザインの監事であり、認知症専門医の長谷川嘉哉の10冊目の著書『一生稼げる脳の作り方 定年に縛られずに自由に生きていく「お金」と「健康」と「働き方」の話』が、2020年9月26日に発売されました。
over50’sになれば、定年やその後のくらし方が視野に入ってくる頃です。人生100年時代のいま、定年後の人生プランは、出来上がっていますか?
定年退職後はリタイアして働かずにのんびり暮らす、というのはかつての考え方。体が元気なうちは、自分のスキルや能力を活かして社会に貢献したい・働きたいと考える人々は確実に増えています。いま私たちは、新しいスタイルの人生プランを考える岐路に来ています。
本書では、これからの時代は“自らの意思で『一生稼ぐ』ことを念頭に人生プランを考えるべき”として、「お金」「健康」「働き方」の3つの面から人生100年時代を豊かに生きるための「一生稼げる脳の作り方」の方法をアドバイスしています。
働いてお金を稼ぎ働き続けることは、健康を維持して、生きがいをもって、社会と関わること。引いては認知症予防にもつながるという、プラスの連鎖が生まれていきます。毎月1,000人以上の認知症患者さんの診察に従事する一方で、経営者としてビジネスの世界で活躍するいきいきとした現役シニアの方々との交流を行う著者の実感から生まれたのが本書です。
“第2章 一生稼ぎ続けるためには「脳」が超重要”では、「50歳を過ぎたら自分を信じてはいけない」というドキッとする言葉で、まだまだ若いという思い込みや加齢による機能低下への気づきと理解を促しています。
また第2章では、50代以降の大人の暮らしの自己実現のために、デザインと五感の重要さを啓蒙するケアリングデザインの活動についても触れていただいています。
本書は、定年後の暮らしに漠然とした不安を感じている人、これから第二の人生を思い切り生きたいと考えている人、どの人にとっても、きちんと「お金」「健康」「働き方」と向き合うよい機会になるはずです。
『一生稼げる脳の作り方 定年に縛られずに自由に生きていく「お金」と「健康」と「働き方」の話』
著者:長谷川 嘉哉
定価: 1,540円(本体1,400円+税)
ISBN:9784046045140
出版社:KADOKAWA
URL:https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000071/
もくじ
第1章 これからの時代は一生稼ぎ続けるのが当たり前
第2章 一生稼ぎ続けるためには「脳」が超重要
第3章 お金は「意欲」の象徴である
第4章 定年後も「年収500万円」を稼ぐ方法
第5章 一生稼ぐための生活習慣