こんなに選べるカーテン・ブラインド【50代リフォーム:80】

カーテンやブラインドは、光や音、エネルギーなどをコントロールする大切な機能を持っています。また、面積が大きいだけに、部屋の雰囲気を決める重要な要素です。カーテンやブラインドを変えるだけで、ガラッと部屋のイメージが変わる、という体験をしたことがある方も多いと思います。

壁の前には家具やテレビを置きますが、開け閉めの支障になるため、カーテンやブラインドの前には通常あまり物を置きません。結果として、見えている面積はカーテンやブラインドの方が大きくなる、というわけです。

ところが、カーテンやブラインドは、リフォーム工事が進んでから決めたり、工事が終わってから考えるケースが多く見られます。カーテンやブラインドは、結構費用がかかるので、リフォーム全体の予算の中に最初から組み込んでおくことが大切です。

同じ窓の大きさでも、天井からカーテンを吊すと豊かな感じになり、さまざまなスタイルで部屋の変化が楽しめます。

カーテンボックスやカーテンレールをつけるには、下地の補強が必要な場合もあります。また、カーテンそのものも、素材やつくりに方によっては重くなります。

どんなカーテンやブラインドにするか、そのためにはどんなつくりにすればいいのか、事前のチェックが必要です。

遮光、UVカットなど、多機能になってきていますので、リフォーム前に情報収集してみてください。

そして、写真や小さな見本で選ぶのではなく、できるだけ大きな見本を取り寄せ、現場の光で見ることをおすすめします。

 

吉田紗栄子、寺林成子著『50代リフォーム 素敵に自分流』(財団法人 経済調査会)より
PHOTO@GYRO PHOTOGRAPHY/a.collectionRF /amanaimages
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