現在のように、家族が新型コロナウイルスに感染して無症状だけど陽性になった場合や、濃厚接触者として自宅隔離していないといけない場合、家庭内感染を防ぐために家の中での工夫が必要となってきます。これは、毎年のインフルエンザなどの感染症でも同様です。
50代リフォームを計画する際に、家庭内感染を防ぐためにも活用できる、独立した機能を持った一部屋を考えておくというのはどうでしょうか。
もちろんその部屋からトイレへの動線が近いレイアウトがいいですね。
⇒排泄は人間の尊厳にかかわります
特に高齢になってからの住まいでは、ベッドにいる時間が長く、「食事もベッドの上で」ということになる場合もあります。そんなとき、ちょっとしたシンクと熱源のある、コンパクトなミニキッチンが同じ部屋にあれば助かります。
『Good Over 50’s くらしのケアリングデザイン展2014』の「榎本家のリノベーションストーリー」では、「家具のようなキャビネットキッチン」を提案展示しました。
こんなコンパクトなキッチン付きの寝室もいいですね。
⇒家具のようなキャビネットキッチン
リフォーム計画だけでなく、せっかく家で長い時間過ごしているのですから、現在の自分の部屋を居心地のよいスペースに変えるアイデアを探してみましょう。
壁の色やカーテンなどを明るい色に変えると気分が晴れます。
照明も配線なしで取り付けられるものを使って、植物やお気に入りの絵などを照らしてみませんか?
#StayHomeStayComfortable