ショールームの歩き方【50代リフォーム⑰】

ショールームは、素材や機器を五感で感じとることができる場所です。写真ではわかりにくい肌触りなどの質感や色などが体感できますので、ぜひ行って、見て触れてください。

ショールームに行くときには、リフォームする場所がわかる図面、巻き尺、すでに決めているものがあれば、そのサンプルやカタログを持っていきましょう。

ショールームに行ったら、キッチンでは、デザインだけでなく、カウンターの高さが、家族や自分の身長に合うかどうかもチェックします。カーペットやフローリングは、素足になって肌触りを体験することが重要です。また必ず、決めた商品の見本を持ち歩きます。

たとえば、最初に床材を決めたら、その見本を持って壁紙のショールームに行き、コーディネートした見本をもらいます。もしも、床材や壁紙の候補が2種類だったら、それらをすべて持ち帰り、室内に置いて検討します。

床・壁・天井のイメージをつかむために、壁紙は壁に立てかけ、フローリングは床に平置きにします。配置してみると、同じブルー系に統一したつもりでも、印象が違って見えるものです。

見本は、大きい方がイメージがつかみやすく、失敗も少なくて済みます。でも、もらえる見本は小さいことが多いので、業者を経由して大きい見本をもらうようにしましょう。

ショールームが近くにない方は、業者を通して大きめの見本を入手してもらい、必ず実際に使う家の光の中で検討してください。

以下に、主なメーカーのショールームのURLを記載しておきます。参考になさってください。

TOTO
https://jp.toto.com/showroom/

LIXIL
https://www.lixil.co.jp/showroom/

パナソニック リビング ショウルーム
http://sumai.panasonic.jp/sr/

サンゲツ
https://www.sangetsu.co.jp/showroom/

リビングデザインセンターOZONE
https://www.ozone.co.jp/

 

吉田紗栄子、寺林成子著『50代リフォーム 素敵に自分流』(財団法人 経済調査会)より
PHOTO©moodboard/amanaimages
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