ケアリングデザイン監事 長谷川嘉哉氏の最新著書『認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい! 』は、現在続々と重版されているベストセラーです。
3月4日放送のTBSテレビ「名医のTHE太鼓判」に登場された際にも、脳と認知症や生活習慣病の密接な関係について紹介されて話題を呼びました。
この著書では、脳と認知症の密接な関係から、脳の老化を防ぐための歯のケア方法についてまでを具体的に解説されています。
長谷川氏の認知症専門クリニックでは、通常の認知症検査のほかに、口腔環境のチェックと、希望があれば歯科衛生士による歯のケアが行われます。
クリニックの歯科衛生士さんが「認知症患者さんの口の中はまるでゴミ屋敷のよう」というお話は、かなり衝撃的でした。しかし、クリニックで歯のケアを受けた患者さんは、驚くほど認知症の症状が改善することが多いのだそうです。
書籍では、脳の老化を止めるための歯のケア方法が丁寧に解説されており、明日から早速始めてみたくなるものばかりでした。自分だけでなく、「親の歯の本数を知っていることが親孝行になる」というアドバイスには、なるほどと納得。
口腔ケアって、健康寿命を伸ばす上でも大切なものなのですね。
Good Over 50’sにとっても親世代にとっても必読です。
長谷川 嘉哉
『認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!』(かんき出版、2018年)