触覚:五感の変化⑧

高齢になるにつれて、皮膚が乾燥してうるおいがなくなり、触覚の感じやすさも自然に衰えてきます。

そのため、痛みと温度にすぐに反応することができず、熱中症や、やけどなどに対する危険性が増します。

触覚への対応

手ざわりは、思考や反応性を刺激し、記憶を呼び覚ます助けになります。からだにふれるもの、床、壁、家具、カーテンなどの肌ざわりを吟味しましょう。

また、手すり、ハンドル、フックなども、その形状や素材などを十分に選びます。

 

手ざわり

手すりは、自分の体を支えるために必要であると同時に、さわることで安心感が得られます。手すりの基本は、握りやすさと手ざわりです。

>ケアリングデザインが考える五感アプローチについてはこちらの冊子でご紹介しています。

photo:Miki Chishaki

五感の変化①

視覚:五感の変化②

光:五感の変化③

色:五感の変化④

聴覚:五感の変化⑤

嗅覚:五感の変化⑥

味覚:五感の変化⑦

体温:五感の変化⑨

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