高齢になるにつれて、皮膚が乾燥してうるおいがなくなり、触覚の感じやすさも自然に衰えてきます。
そのため、痛みと温度にすぐに反応することができず、熱中症や、やけどなどに対する危険性が増します。
触覚への対応
手ざわりは、思考や反応性を刺激し、記憶を呼び覚ます助けになります。からだにふれるもの、床、壁、家具、カーテンなどの肌ざわりを吟味しましょう。
また、手すり、ハンドル、フックなども、その形状や素材などを十分に選びます。
手ざわり
手すりは、自分の体を支えるために必要であると同時に、さわることで安心感が得られます。手すりの基本は、握りやすさと手ざわりです。
>ケアリングデザインが考える五感アプローチについてはこちらの冊子でご紹介しています。